はじめは驚いた
なぜ風化したカバンをひとにあげられるのか?
黄バミのこのシャツは
着てほしいのか?形見なのか?
やめてもらいたいが
現役世代に、そんなものに対峙するエネルギーはない
iwasi.blogでは、大学生、親族問題、老後の準備について、世代特有の悩み事情報を取り上げます
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拒絶、拒否するのは簡単だが
親族トラブルはやっかい。子々孫々まで影響してもめいわく
ここはひとつ
おんびんな方法をかんがえたい
不要なお下がり
おくり物に対処した方法 ご紹介
どのような状況か
とつぜん
宅配でとどく不要品おくりつけ
「これ、必要ない?」と声をかけられる
訪問の帰りにわたされる
かばん、衣料品、シーツ、タオル、食器、キッチン用具、100均アイテム、通販サイトの品々。昔の高級品、民芸品、趣味の作成物、古い写真、孫子のためにと新聞のきり抜き、DVDなど・・・新品も、使い古したものも、あやしい食品も送られてくる
なんだかんだ
どんどんわたされる
どうにかしなくては・・
高齢者はなぜ、不要品を人におくるのか?
対処するには相手をしらなくては・・
高齢者の思い、理由を考えてみた。背後にある感情を理解することで、対策をかんがえる
①モノの整理を責務にかんじている
高齢者は長い人生でたくさんの物を集めた
いっぽう「断捨離」や「終活」といった行動が広まっている。
しかし
使わないからといって、ものをすぐに捨てることは、簡単ではない
とくに、モノのない時代に育った人はなおさら
地方では
家がてぜまになれば隣に新しい家をたてる。蔵が一杯になったら、また蔵をたてる。という習慣でそだった方人もいる。捨てる習慣がない人もいる
終活を責務にかんじつつ。ものを捨てるのがむずかしい世代
②思いでの共有をもとめている
ものには
人生や経験の思い出つまっている
これらのものを
家族や親しい人と共有することで、家族のきずなをふかめたいと考えている
③おくる人への愛情表現
じぶんにとって
特別なものをおくることで、よろこびや幸福感を共有したいとおもっている
物の価値ではなく
おくる行為が、愛情を表現する手段とおもっておいる
④捨てられないから再利用してほしい
着古し、古びた物も
使用価値があると考えている
誰かにつかってもらうことで
ムダにしたと感じることを、避けている
むかし母親が
筆者が幼少期に使用した給食袋を小物入れにしていて、おどろいた記憶がある
いま、筆者も給食袋を利用し
文化祭のTシャツを家着にしている。職場の同年代で、子どもが手放した、水筒、筆箱を使っている人を見る
大人にとり数十年は最近
高齢者の半世紀も、最近なのだろう
あまりに古びたものをもらうと
その感覚におどろくこともあるが、まったく他意、悪意はないのかもしれない
背景は、きっとポジティブ
受け取ったら、モノの役割は終わる
きもちはわかるが
忙しい現役世代は、感傷におつきあいする余裕はない
うけとった時点で
その品物の役割はおわるも。自分のやくわりもおわり
サクッと片づけよう
お下がりを処理する手順
①中身を確認する
不要品と分かっていても
すぐに開封する。ナマモノ、食べ物、重要なモノをしわける
そうはいっても
面倒で、みたくなくて、数日放置したこと何度もあります
②感謝の気持ちを表現する
届いたら、すぐお礼を伝える
年配の方にとって、感謝の気持ちを示すことは大切。うけ取ったら、すぐにお礼を言い、配達なら到着を知らせる
高齢者への連絡は
気をつかうし、話題もかぎられる。連絡をさきのばし、したくなる
お仕事とわりきりすぐ連絡しよう
おわればスッキリするもの
③使える物を選ぶ
冷静に事務的に不要品を選別する
不要なものは
その場ですぐゴミ袋につめ、念のため1~2週間置いた後、回収日にそのまま出す
④ゴミ以外の不要なモノの処理
ゴミではない不要品はどうするか?
保管、寄付、リサイクル、転売が考えられるが、日常生活がいそがしい場合
むりせず廃棄することをおすすめします
一番たいせつなのは、負担のかからない方法をえらぶこと
わたしたち現役世代が
すこやかに過ごせることを最優先にする
煮詰まっていた時期にとどいた物は
ほとんど見ないで、次の収集日に廃棄しました
受け取った時点で、その品物の使命はおわり
ムリしなかった結果、その親族との関係は今も良好
てづくりの竹とんぼキット、牛乳パック竹とんぼキット、工作がセットが大量に送られてきたことがある。当時、子供会の役員で、夏まつりに無料配布したら、よろこばれた。きもちに余裕があれば、寄付もわるくない
捨てた物について聞かれた時の対処方法
捨てたモノについて
たずねられたらどうしよう
「この前のもの、使っている?」「返して」
などいわれたどうする? むずかしいですが、筆者も問われたことがある
使っている場合
「はい、使っています。本当にありがたいです」
使っていない場合
「じつは、それは私には使い道がなく、欲しいひとがいたのでゆずりました」
あるとき
大量に届いた写真の中の何枚かをもどしてほしいと言われた
廃棄していた
今になってはもうし訳ないが、子育てでいそがしい当時はそれしかできなかった
「今いそがしく、すぐには、見つからないので探しておきます」と伝えた
以降、問われてはいない
やさしい嘘
聞かれる前に
その品についてたまに話題をだしておくことにした
この鳥な~んだ
きかれる前に
よい雰囲気で話題にだした。相手の気持ちが穏やかになれば、真実でなくても問題なし。時には自分をまもる嘘も必要
ゆずることの許可をもらう
自分にはサイズがあわなかった
欲しがっている人がいた。譲ってもいいか?と確認してみる
大切なときに使っていることをアピール
じぶんにとっては高価で、普段使いはできないが 面談、食事会、など、特別な日につかえるのでできるのでありがたい。と伝えておく
使用していることをよそおう
許容範囲のものは保管し
会うときにつかう。ちかくまで持参して身につけるもよし
受け取った時点で
その品物の使命はおわり。思いやりのうそでバチはあたらない。 関係がわるくなる方が実害がおおきい
いらないお下がりを断る方法
お下がりの背景にあるおもいに感謝しながら
自分の気持ちや状況を伝える方法
- 収納場所が足りない
- 自分のライフスタイルに合わない
- 好みでない
- 家事に仕事にいそがしく整理できない
やさしく、正直に、明確にことわる
オープンで誠実に気持ちをつたえ、お互いに納得のいく解決策を見つける
ことわるときの注意点
感情的になることをさける
うけとった後、すぐにことわる必要はない。相手のきもちや状況を尊重しつつ、タイミングをみて、じぶんの状況をつたえる
- 時期をえらぶ
相手に適切なタイミングを選びましょう - 誠実に伝える
誠実さが大切。感情的にならずに、事実を伝えるよう心がける - 丁寧に説明する
なぜそれ以上の贈り物は不要かを丁寧に説明する
断らない。終活の手伝いだと割り切る
筆者はことわらないことにした
ほとんど廃棄している。悩まないので精神的負担はない
捨てる手間はあるが、ノンストレス
はじめ葛藤もあったが
今では良いことをしている気持ちのほうがおおきい
終活のお手伝いとわりきっている
直系親族であれば
いずれ、亡くなったあとの処理はじぶんかもしれない
廃棄がよいとは思わないが
ストレスで、関係をこわす必要はないと考えた
深刻であればサポートを検討
不要物をおしつけてくる状況が
本人がコントロールできないほど深刻である場合、専門家やカウンセラーからサポートを受けることをかんがえる
高齢者のなかには
認知症、うつ病、不安症状など精神疾患をかかえている場合もある。深刻なばあいは、専門家に判断してもらいましょう
まとめ
高齢者からのお下がりやおくり物に
時には戸惑うこともあるでしょう。しかし、その背後には思いやりがある。適切な方法で対処することで、ストレスを軽減し、より良い関係を築くことができます
1. 高齢者の思いに共感しよう
- お下がりやおくり物には、理由がある。背景を理解、共感する。そして対策する。お互いストレスのない関係をつくる第一歩
2. 物の整理と選別を賢く行おう
- うけ取った物を効率的に整理し、使わないものを適切に処分することで、快適な環境を維持する
3. コミュニケーションを大切に
- ことわる場面では、誠実で優しいコミュニケーションが大切。相手の気持ちを尊重しながら、自分の状況や感情を伝えることが必要
4. サポートを受けるひつようについて
- 問題が深刻なときは、専門家やカウンセラーのサポートを受けることもかかんがえてみる
5. ストレスを減らすために工夫しよう
- ストレスを減らすために、自分に合ったアプローチを見つけよう。高齢者からのお下がりを完全に受け入れるか、適切にことわるか、自分に合った方法を選んで、心地よい解決へと導きましょう
親族トラブルは
百害あって一利なし。自分と高齢者の気持ちを尊重し、より良い理解と共感を深めていきましょう
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