高齢者宅の
大量の古い本をイッキに処分した話
この方法にたどりつくまで
ずいぶんしらべましたが、無料、1日で処分できました
iwasi.blogでは、大学生、親族問題、老後の準備について、世代特有の悩み事情報を取り上げます
当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています
年々ひき取り先はへるとおもいます
処分を検討されている方は、早めの行動がおすすめ
古本を処分する経緯
義父が亡くなった後
義母から、本の処分を相談された
終活をしているようだ
本棚2台分、古い本がおおい
本の重さについて
処分の前に
本のおもさについて
大きな段ボールに詰め込むと
30キロを超える
宅配の利用は
30キロが上限なので、めいっぱい詰めてはいけない
ネット情報によると
50冊以下にするのがコツのよう
色々な種類の本を混ぜて梱包する場合は、「1つのダンボールに入れる上限は50冊以下」にしておけば25kgを超えることはほぼないでしょう。
もったいない本舗
《冊数の目安》
・文庫…120冊
・単行本…50~60冊
・漫画…70~80冊
・雑誌…40~50冊
もったいない本舗
※本のサイズによって若干異なることもあります
最終的に
段ボール25箱分を処分したのですが、総重量600キロ超え
自分で運ぶのはムリでした
宅配の古本店をさがす
じぶんたちで
本を引取先に持ち込むのはムリ
宅配利用が可能な
古本屋をさがした
バーコード、ISBNがない本
いくつもの古本屋を検索したが
バーコード、ISBNがない本は買い取り不可
BOOK OFF、VALUE BOOKS、買取王子、ブックサプライなど、有名どころも全部アウト
- バーコード、ISBNコードがない本は、買い取り不可
- きほん、新しい本の買い取りがメイン
バーコード・ISBN↓
注意事項を読む。出費に注意
古本屋の
注意事項を見落とすと
思わぬ出費の可能性あり
注意事項のいち例
- 送料段ボール1箱500円買取金で相殺
- 買取価格2000円以上で送料無料
- 買取対象外の商品が多数を占める場合は送料お客さま負担の着払いでの返送
あたり前ですが
本屋としては、売れる人気本を大量に送ってくれる人むけの無料サービス
古い本を送る場合
注意事項を読まないと、おもわぬ出費がある
送った品物が着払いで戻ってきたら大変
価値が不明な古書を送る際には、これらの注意事項がある店舗を利用するのはハードルが高い
百科事典・文学全集はどこもNG
リビングを飾った
百科事典・全集。高齢化で手放すひとが多いが、買い手なし
最新情報をネット検索できる今
需要がない
ざんねんながら
百科事典、文学全集は見つかりませんでした
自治体ルールを確認し
普通ゴミか資源ゴミで処分するのが妥当です
以前
コンビニ前で百科事典の受けわたしを見たことがある
もれ聞こえる会話から
ジモティー取引の様子。可能性ゼロではないが、百科事典の処理は、時間と手間のバランスを考えた方がいい
もったいない本舗の利用体験談
宅配系のなかで
古書の受け入れの可能性がある「もったいない本舗」に相談してみた
古書にやさしい会社
- バーコード、ISBNコードがない本OK
- 段ボール・ガムテープ無料
- 個数制限なし
とり扱い古書ジャンル
<文学書>日本文学、英米文学、東洋・中国文学、時代小説、幻想文学、外国文学、児童文学<歴史書>戦記物、日本史、地方史、世界史(中国史、アジア史、東洋史、西洋史)<専門書>考古学、社会科学、自然科学、芸術学、言語学、理工学、民俗学(江戸・東京、アイヌ、沖縄、ヨーロッパ民俗学、イギリス・フランス民俗学)、心理学、文化人類学(神話・伝説・オカルト・悪魔学)<哲学書>東洋思想、西洋哲学、宗教(新道、仏教、キリスト教)<芸術・美術書>彫刻、絵画、書道、版画、写真集、工芸、音楽、舞踊、諸芸、娯楽 その他、明治時代に発行されたものや洋書なども取り扱っております。
もったいない本舗
メッセージ引用
古すぎるから…と自分でゴミと判断してしまわずに、「もしかしたら売れるかも」の精神で、一度当店にお送りください。万が一、本の状態によって値段が付かないような商品があった場合でも、お客様の元へ再度返送するということはありません。もちろん、お客様に返送処分料が発生することも一切ありませんのでご安心ください。値段が付かない本でも、当店で責任を持ってリサイクル資源として処分するので、「いらない!」と思う本は、すべて当店にお送りいただいて大丈夫です。
もったいない本舗
返送したいしないよ
リサイクルするよ
ありがたや、ありがたや
高価な買い取りは期待しない
もったいない本舗も
口コミは賛否ありました
高く売りたい人にとって
必ずしも満足いく買い取り価格ではなかった様子
案内にあった
査定結果連絡はありませんでしたが
買い取り金額が、ご丁寧に口座に入っていて驚きました
無料でも引き取って欲しいなら検討の価値あり
買い取り手続きの流れ
- 受付、段ボール送付依頼
- 電話、ネット、FAXで受付
- 家族代理連絡でOKだった
- 古書も本当に送ってよいか確認した
- 段ボールがとどく
- 受け取りのみなので、高齢者で問題なし
- 受け取りのみなので、高齢者で問題なし
- 本を段ボールに入れる
- ここが重労働。高齢者では困難。手伝いが必要
- ここが重労働。高齢者では困難。手伝いが必要
- 集荷依頼
- 本舗さんに集荷依頼をする。電話でした
- 本舗さんに集荷依頼をする。電話でした
- ヤマトさんが取りに来る
- 玄関からはこび出してくれる。高齢者で問題なし
- 玄関からはこび出してくれる。高齢者で問題なし
- 振り込みされる
- いくばくかのお金が振り込まれる
- いくばくかのお金が振り込まれる
本を詰め込む作業だけが、重労働でした
後は、高齢者ひとりでもOK
利用時の注意点2つ
買取申込書シールについて
届いた段ボールの中に「買取申込書在中シール」が貼られた段ボールが1つ含まれていました。このシールが貼られている段ボールに、本人確認書類を入れる必要があります
今回は
本を詰め終わった後にこのことに気がづいたため、大量の重たい段ボールの山から、シール付きの段ボールを探し、本人確認書類を追加しなければならない事態が起きました
じつは案内では
シールを自分で貼ることになっていましたが、今回はすでに貼られていたようです
段ボールが届いた際は
梱包作業前に、同梱のシールをみつけるか、
シールが貼られている段ボールがないか確認してください
ガムテープを充分に用意する
無料で届くガムテープの他に
自前でガムテープを用意した方がよいかもしれません
素人ゆえ
段ボールの底がぬけないか心配で、何ヵ所もガムテープでとめたため、無料ガムテープでは足りなくなりました
もったいない本舗についての感想
この会社は古書にやさしい姿勢をもち
宅配買い取りにおいてもハードルが低い点が魅力
特に印象に残ったのは以下のポイントです
- バーコードやISBNコードがない本OK
- 段ボールとガムテープが無料提供
- 送料無料
- 売りたい本の個数に制限なし
- 対応が親切で、質問にも丁寧に答えてくれた
また
取り扱いジャンルも幅広く、文学から歴史書、専門書、哲学、芸術・美術書など多岐にわたり、幅広いニーズに対応できるのが魅力
「もったいない本舗」のメッセージには
本を捨てずに売ってみる精神が込められており、一度送ってみる価値があると感じました。また、値段がつかない場合でも返送されず、責任を持ってリサイクルされる点も好感が持てました
口コミは賛否があるが
買取価格に対し細かくこだわらない場合、もったいない本舗はおすすめの選択肢です
届いた段ボールにつめて、玄関においておくだけ
実質は、1日だけの詰め込み作業だけで、古本の処分が完了しました
古本は早めの処分をおすすめします
古本屋をしらべるときに
気がついたのですが、古書の買取を中止した会社や、買取条件を厳しくした会社がありました
高齢化と終活
本を手放す人がふえる
いっぽう
本は電子化が進み、ニーズは減る。古書は買い取りが厳しくなる
高値で売りたい人の処分方法
価値ある古書を
高く売るならその本のジャンルの専門店へ相談することを検討してはいかがでしょうか
ネット上でも
古書を専門に出張買い取りする書店情報がいつくかありました
本の写真を取って送信すると
一括査定を行えるマッチングサイトもありました
サイトをリンクします
古本一括査定.com
高齢者の本を処分するときの注意点
今回の処分は
本人からの申し出で、価格の希望も無し、配慮する親族もいなかったため、トラブルはありませんでした
しかし高齢者ゆえ
配慮がひつような場合もありますのでご注意下さい
本人・親族への配慮
家族の思い出や価値のある本は
写真やアルバム、手紙と同じように深い価値や感情が込められている可能性があります
処分の際は、本人、親族への確認が必要
勝手な処分は、親族トラブルのもと
進行ペースの調整
高齢者の体力と感情を優先
適度なペースで整理をすすめる
いちどに処分する事による
喪失感が懸念される場合、整理からはじめることも考える
古本の処分、他の選択肢
古本屋買い取り以外の選択肢
- 寄付・寄贈
- 貴重な本、役立つ本は、図書館・コミュニティセンターに寄贈
- 新しい本、値段がつく本は、ネット申込みでチャリティ団体に寄付
- 古書専門店で売却
- 貴重な古書は専門店の鑑定で売却。適正な売値がつく可能性あり
- 貴重な古書は専門店の鑑定で売却。適正な売値がつく可能性あり
- オンライン中古本市場
- 自身でオークションサイト、中古本専門のウェブサイトで売却。百科事典・全集のニーズもあるかもしれない
- 自身でオークションサイト、中古本専門のウェブサイトで売却。百科事典・全集のニーズもあるかもしれない
- デジタル化
- 個人利用として、本をデジタル化電子書籍として保存
- 個人利用として、本をデジタル化電子書籍として保存
- リサイクル
- ゴミ回収ルールに従いリサイクル。地域のリサイクルセンターへ持ち込む
勝手な寄付、寄贈は迷惑になります。まずは問い合わせをしてください
あとがき
古書を処分し
いまでは、あいたスペースを有効活用しています。本人のきもちもスッキリしたようです
服をすてると福が来る。紙をすてると神が来る
処分のプロセスは家庭により様々
整理からはじめるだけでも風通しがよくなる事でしょう
今回の経験が
すこしでもお役にたてればうれしいです
コメント