【お墓の問題】親、親族とのお墓トラブル。実家のお墓どうする? 昔ながらのお墓、納骨堂、メリットデメリット

多様化時代のお墓問題親族トラブル アイキャッチ シニアからのあれこれ



あのお墓、どうするの・・
無関係ではいられない

壁越しにのぞき驚くオバサンのイラスト


お墓のはなしはむずかしい

iwasi.blogでは、大学生、親族問題、老後準備。世代特有の悩みを取り上げます

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「おはか・・」悩む女性 イラスト

家長制度世代にとって
お墓は家の歴史。伝統を維持し次世代にうけつぐ責務


私たち世代は
それを知っているが、負担もかんじている

墓問題、墓守問題。親族間の感情のもつれは修復がむずかしい


つぎの世代に禍根をのこさないようにしたい


親、親族へのアプローチについて考えた

一般墓と新しいお墓の印象


筆者の見解ではあるが
周りの同年代は、昔ながらの墓派がおおいので、いちお

昔ながらの墓への思い

子どもの頃から法事に参加した
お寺さんとは親戚のようなつきあい


お寺に行くと
忘れがちな、先祖のつながりを感じる

昔ながらのお寺でそだった世代は

お寺は、家族の歴史と伝統が結びついた場所。生かされていることを、再確認できる場所

お寺の室内 イメージ画像

さいしょの納骨堂の印象



ニュースで
マンション型納骨堂をしった

納骨堂のイラスト



正直
異なる価値観の選択だとおもった。無関心だった

納骨堂に行き感じたこと



納骨堂に行く機会があった
考えが変わった


まるでホテル
受付にお坊さん、スタッフも親切

新しいタイプのお墓のエントランス

画像引用:https://nokotudolife.com/

将来
年会費を払う人がいなくなったら
同じ敷地内で合葬してくれるらしい


実際問題べつとして
そのように聞くだけで安心感はある

印象がかわった


ちなみに
昔ながらのお墓のお参りは

  • お供え物、お花を用意
  • お寺さんにご挨拶をして
  • 墓の掃除
  • お線香を供え
  • 再びお寺さんに挨拶をして帰宅

いちにちがかり

お線香の写真 イメージ画像

マンション型納骨堂は

  • 受付でカードを受取る
  • カードをつかいお参り
  • 液晶画面に故人の写真やメッセージが映しだされる
  • 花もお線香もある
  • カードを受付に返却し終了

もち物不要

便利な場所にあれば
買い物、観光、ほかの用もできる

マンション型お墓の 参拝口写真

画像引用:https://nokotudolife.com/

供養した。お参りした。という充実感、満足感は昔ながらのお墓の方があるが


納骨堂は負担がない

満足感はすくないが、故人と向き合える



マンション型納骨堂で
参拝できなかった義母に、スマホのオンラインでお参りをしてもらった。非常に喜んでくれた



ふと
思いついての行動だった


参拝に労力がかからないので
心に余裕が生まれ、このようなアイデアがうかんだのだと思う

携帯をもつ高齢者 イメージ画像

参拝場所は
ゆるく仕切られている



隣の参拝口で
椅子に座り、ひとり静かに故人と向き合あう人の姿をみた


準備も、掃除もいらない室内だからこそ
故人への追憶に時間をつかえるのだろうと感じた

納骨堂には
寒々しい印象をいだいていたが

故人を思うことに集中できるあたたかい空間でした


メリット・デメリット

昔ながらのお墓

メリット

  1. 歴史と伝統:家族の歴史や伝統とむすびつき、先祖崇拝に適す

  2. 関係性:お寺や他の檀家、地域との交流をたのしむ機会がある

  3. お墓の管理:手入れを行うことで、先祖に対する感謝の気持ちを表現できる



デメリット

  1. 時間と労力:掃除や法要のために時間と労力を費やす

  2. 地理的制約:遠方場合の交通問題

マンション型納骨堂

メリット

  1. 快適な環境:快適な施設で、天候を気にしない

  2. 手軽さ:お参りの準備不要、気軽に参拝

  3. 個別スペース:静かに故人と向きあう時間をもてる


デメリット

  1. 伝統と縁切りいち部の人からは伝統を継承しないと見なされる

  2. 関係性喪失:関係が希薄になり、結びつきが減少することがある

無意識の偏見にきがついた



無関係とおもっていた新しいお墓
体験し考えが変わった


マンション型納骨堂
素敵な選択だとおもえた


知らないまま決めつけるって、こわい

自分とは縁がないと思ってた新しいタイプのお墓
この無関心は偏見


無意識の思いこみを、アンコンシャス・バイアスと言うらしい

じぶん、親、親族
それぞれの無意識のおもいこみが、墓問題を解決する際の支障になるのかもしれない

不機嫌な親族たち イラスト

価値観の多様性



江戸時代にはじまる檀家制度
親族が同じ土地に住み、子はたくさん。家が最優先の時代



今や少子化
核家族。住む場所も全国バラバラ

江戸城の門 

親、親族といえど
生活スタイルも、価値観もちがう、考え方のちがいはあたりまえ


親、親族で意見をまとめる方法


多様化した世界が
掲げる共通目標。国際目標のSDGsでは




多様性には、
ことなる視点や情報を取り入れることが不可欠。協力し、多様性を受け入れ、尊重し、活用することが重要

SDGSイメージイラスト



とあった

きっと
お墓もんだいも、まずは、ことなる視点や情報を取り入れることが不可欠

ちなみに
多様化時代に必要なスキルとは

  • 寛容さと理解力
    異なる文化、宗教、価値観を尊重し、うけ入れる


  • 共感とエンパシー
    他人の感情や経験をりかいし、共感する


  • オープンマインド
    あたしいアイデアや異なる意見にオープン。じぶんの信念や視点を柔軟に見直し、まなび続ける 


  • コミュニケーションスキル
    多様なバックグラウンドをもつ人々と円滑な関係をきずくために不可欠。聞く力、質問力



ですって

4世代家族のイラスト

お墓への考え方の多様性



お墓には
どんな、価値観、選択があるか考えた

先祖供養を重視: 先祖代々の墓を維持し、供養を続けることを大切にする

現代的なアプローチを取る: 現代の価値観にあわせ、あたらしい技術、デザインのお墓を希望する

墓じまい: お墓の維持や管理を避けるため、墓じまいを希望する

新たなお墓を探す: 家族や宗教的な理由から、新しいお墓を購入

散骨を希望する: お墓を持たず、遺灰を散骨して、自然に還すことを選ぶ

環境を重視:樹木、セラミック、デジタルなど環境の負荷軽減を重視

宗教的な価値観を重視: 宗教的な信念に基づいてお墓を維持し、供養を行うことを大切にする

財政的な制約がある: お墓の維持や新規購入に財政的な制約があるため、予算に合った選択

遺族の希望を尊重する: 亡くなった本人の遺志や遺族の希望に従い、お墓の形態や場所を決定する

みなが
自分がただしいと、意見を通そうとしたら、絶対まとまらない


ネットにも
お墓問題、墓守問題の相談がたくさんあるわけだ

家族4人が言い争いをしている イメージ画像

親、親族と断絶しないためにできること


たとえば
お墓をうつしたい。墓じまいしたいと思っても



いきなり意見を押しつければ関係に亀裂が生じる



そこは慎重にいきたい

思いをつたえ様子見


はじめから
解決前提とした話し合いはむずかしい




まずは
おもいをつたえ、しばらく寝かせておく

「あのこたち、なやんでいたわね」とつぶやく老夫婦のイラスト

困っていることをつたえる
知ってもらう
時間をおく


あいても
多少、気にはしてくれるだろう

知る機会をもうける



新しいアイデアや価値観を共有したいとき



教えるよりも
いっしょに知る、いっしょに学ぶスタンスがよい

  1. 実例を示す

    日常会話で、新しいお墓のアイデアや、変化を受け入れたひとの事例をつたえる
    新聞、ニュースにとりあげられたことを話題にする



  2. 見学す、イベントに参加

    あたらしいお墓の見学会、興味をもてるイベントに参加



  3. 第三者の介入

    イベント会場や終活セミナーの講師を活用

斎場のイベントを利用


墓より斎場の方が
ハードルが低いかもしれない



斎場は、いまや
住宅展示会のような雰囲気でイベントを行っている

お好み焼きの写真

斎場のイベント

落語、漫談、お弁当配布、出店、絵手紙教室、屋台、鉢花配布、抽選会、人形供養、野菜つめ放題、健康体操、絵手紙教室、アロマ教室、終活セミナー、遺言セミナー、遺影撮影

地域交流イベント、こどもも参加できる夏祭り、屋台コーナー、射的、わなげ、ヨーヨー、スーパーボール、ポップコーンなどなど 専門家の相談コーナーもあり

まずは
野菜をもらいに行ってみてはいかがでしょうか

有名建築家のお墓、カフェつき斎場情報

ガラス張りでカフェ、レストランもある新しい斎場の写真

画像引用:https://nokotudolife.com/

新国立競技場建築の
隈研吾氏が手がけた納骨堂をみつけた



隈氏が監修した斎場もあった
飲食監修はみな有名人。結婚式場のよう

  • カフェ・鎧塚 俊彦氏
  • 和食・笠原 将弘氏
  • イタリアン・落合 務氏



近所の高齢者さんとの
立ち話をおもいだした。90歳をこえるお知り合いの葬儀のはなし

「直前までお元気だったんですって」
「さみしいけど仕方ないわね」
「みんなであつまれて、本当にたのしかった」
「お葬式も、たまにはイイわね」

おしゃれなケーキとアイスティーの写真 

お葬式のことを
たのしそうに話していたのが印象的だった



高齢化時代
長寿、大往生した人をすてきな空間で、参列者もたのしみながら送り出すのもよいものだとおもった

楽しいイベントに参加し、多くのバリエーションを知ることで、親や親族も柔軟な考え方を持つようになるかもしれません

問題を話し合う手順

深くなやんだ問題ほど
言葉にしたときに感情的になりがち

よくある失敗の原因

  1. 問題理解のスタート
    感情的な対立をさける。冷静に不安や悩みをつたえる

  2. 率直なコミュニケーション
    結論でなく、気持ち、困りごとを言葉にする

  3. お互いの話を聞く
    ほかの家族のきもちも尊重し、感情に共感

  4. 時間をかける
    変化はゆっくりおとづれる、おたがい考える時間を大切にする

これらのステップを意識して
問題解決前の断絶をふせぎましょう

まとめ


昔ながらの墓は
家族の歴史や伝統が深く結びついており、関係性を築く場所である一方


納骨堂は
快適な環境や手軽さがあり、故人と向きあうことに集中できる利点があります



少子高齢化、多様化の進行は
変化をせまる、おおくの問題に直面しています。お墓も例外ではありません


同じスタイルでお墓を維持できるか
考えるひつようにせまられています。いちぶの人に負担がかかる継続はよくありません


墓の選択に正解はありませんが
親、親族内での意見対立や絶縁は、次世代にめいわくをかける




これを防ぐためには
ことなる価値観に対して、偏見をもたず、理解を深めることが有効だと考えます

あとがき


どちらかというと
偏見を持たない人間だとおもっていたのだが、ちがったようだ


新しいお墓に偏見があった


無意識の偏見
というのがあるということをしっておかないといけない



理解できないことを
怒りで拒絶する。これはわるい老化



筆者もしらずに年をとっていたら
これになっていたかもしれない

温泉に入るニホンザル2匹、「知らんぞね」「だな」と会話している写真 イメージ画像

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エネルギッシュで
古い価値観にとらわれず、従来の仕組みにとらわれない者たちにより革新はおきるという本


偏見は自分自身へのメリットも失う



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家庭や親子関係のヒントにもなる

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お宅の
頑固オヤジににさりげなく是非 

卒婚、老後の夫婦生活をらくにする記事



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